法務大臣に増員要求
満額査定ヘ追い込み求める

 来年度の政府予算案策定が大詰めを迎える12月18目、本部は谷垣禎一法務大臣に対し、増員をはじめとした予算要求の満額査定に向け、最後まで努力するよう要請を行いました。

 谷垣大臣に対し実川委員長は、「定員査定の最終盤に向けて、改めて大臣に1085人の満額確保に向けた最大限の努力を要求する。
厳しい財政状況にあって行政実施コストの削減・効率化が求められているが、法務行政は人による人に対する仕事であり、増員が必要だ。東日本大震災の復興関連事業をはじめ全国の職場で、国民の安全・安心、基本的人権を守るために懸命に頑張っている職員の期待に応えていただきたい。」と述べ、満額査定に向け最終盤での追い込みを求めました。

「法務省は人で勝負する役所」谷垣大臣

 これに対し谷垣大臣は、「法務省は金も必要だが、人で勝負する役所。昨日(17日)、総務大臣とともに東京法務局の視察をしたが、例えば相続登記のややこしさなど(数に表れないところ)を考えてほしい。今年の状況は本当にきついが、法務省をあげて頑張っている。私も大臣折衝に向けて全力で頑張りたいと思うので、みなさんのバックアップをお願いしたい」と回答しました。
また、同日までに本部は、黒川官房長をはじめ法務省の各部局長に対する要請行動に取り組み、最終盤における最大限の努力を求めました。