2019年3・1ビキニデー 核兵器のない世界を

 ビキニの被災から65年、今年も3月1日を中心に「2019年3・1ビキニデー」が静岡市と焼津市で行われました。全法務からは、静岡支部を中心に中部地本、名古屋支部、本部から総勢9人が参加。3月1日の久保山愛吉(第五福竜丸無線長)さんの墓前までの墓参行進、墓前祭、続いて焼津市内で開催された「被災65周年2019年3・1ビキニデー集会」に参加しました。
 この「3・1ビキニデー」は、1954年3月1日未明にアメリカが行ったマーシャル諸島のビキニ環礁での「ブラボー水爆実験」による被害とこれまでの市民の運動について学ぶとともに、核兵器のない世界、非核平和の日本を実現するために、アジア・太平洋諸国の代表と一緒に討論し、行動する場です。
 昨年12月5日に開催された国連総会本会議では、核兵器禁止条約の調印、批准の促進を呼びかける決議が賛成多数で採択されるなど、世界は核兵器禁止条約を力に、核兵器のない世界へ進もうとしており、「ヒバクシャ国際署名」や国民平和大行進、原水禁世界大会などへの積極的な取り組みが重要です。

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焼津駅を出発した墓参行進参加者