全国の仲間が広島・長崎へ―草の根の平和運動に全力疾走

 8月上旬、全国から多数の全法務組合員が広島、長崎に集結し、原水爆禁止世界大会や国民平和大行進など、核兵器を廃絶し、平和で公正な世界の実現をめざす取り組みに参加しました。

核兵器も原発もいらない広島から世界へ呼びかけ

◆原水爆禁止世界大会

 8月4日から6日にかけて、原水爆禁止2012年世界大会・広島が開催され、全法務からは本部副委員長をはじめ、全国から10名(要員を含む。)が参加しました。
NPT再検討会議の2015年開催に向けて国内外で核兵器廃絶への声が高まる一方、「原発ゼロ」を求める動きが大きなうねりとなる中での今大会には、海外代表を含め、開会総会に6,800人、6日の閉会総会には7,200人が参加しました。
 世界大会には福島県浪江町長や被災地の代表団も参加し、核兵器廃絶をめざす運動と原発ゼロをめざす運動との連帯が広がりました。
 閉会総会で福島県立高校の生徒たちが、避難所での生活や世界大会で学んだことを発言。「私たちの未来に核兵器や原発はいらない」と訴え、大きな拍手が起こりました。

全国の仲間の平和への祈りが込められた折鶴を奉納

◆折り鶴運動

 広島支部は8月5日、原水禁世界大会参加者らとともに、全国各支部から届けられた平和への祈りが込められた折り鶴を奉納しました。

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全法務リレー旗も広島平和記念公園に集結

◆国民平和大行進

 5月6日東京・夢の島と北海道・礼文島を出発した2012年国民平和大行進は、全国11の基幹コースと網の目コースで多数の参加者の歩みで引き継がれ、8月4日広島平和記念公園で終結しました。
最終日の広島市内3コースには、本部副委員長と広島支部5名が参加し、多くの組合員が参加した全法務の行進を締めくくりました。

節目の30回全法務は過去最多の40人が参加
-猛暑と大雨にめげず襷をつなぐ-

◆反核平和マラソン

 30回を迎えた反核平和マラソン(広島・長崎間)は、広島に原爆が投下された8月6日午前8時15分に参加者全員で黙祷を棒げた後、長崎へ向けてスタートしました。
今回のマラソンには、九州地本、福岡・長崎支部の呼びかけが功を奏し、全法務としては過去最大となる40名が全国各地から参加し、フランスや韓国代表らとともに反核を訴えながら走りました。
30度をはるかに超える猛暑のなか、また、最終日にはスコールのように叩きつける大雨のなか、足の痛みとたたかいながら、最後まで襷をつなげ走り抜きました。
8日午後7時、長崎平和公園にゴールした参加者は、全員で黙祷を棒げた後、折り鶴を奉納しました。

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